【改善前の状況】
 15年以上経過したエアコンは現在の機種に比べ多くの電力を使用しています。使用頻度の高い場所については、計画的に更新していくことで使用料を抑えることができます。
 
【改善提案】
   ・既存のエアコンを新型エアコンに交換する
  ○条件
   ・既存エアコン(1994年製)消費電力(3台合計) 7.68kw COP2.77
   ・新型エアコン 消費電力10kw 冷房時のCOP3.9
   ・運転時間1,530h/年
   ・負荷率:50%(一般的な値)
   ・低減率:最新の空調機のCOP3.90(定格出力12.5kW÷消費電力3.20kW≒3.90)として
        1−(2.77/3.90)≒0.29%
   ・事業者の契約電気料単価:27.6円/kW
 
【省エネ効果】
   ・低減される電力量
    7.68kW×負荷率50%×1,530h/年×低減率0.29%≒1,704 kW/年
   ・低減金額
    1,704 kW/年×27.6円/kW≒47,000円/年
   ・CO削減量:0.9t・CO/年
 
【実践事例】
   14台のエアコンを更新
   ・能力:冷房12.5kW 暖房14kW
   ・省エネ効果:使用電力量43,797kW/年→37,517 kW/年
    (6,280 kW/年 173,000円/年の削減)
 ※省エネ効果については(株)イトウがメーカーよりご提示された値です。なお、低減金額については、使用電力量低減のため実際の値と異なる可能性があります。