【改善前の状況】 |
ボイラーの一部蒸気配管及びバルブの保温対策が取られておらず熱放散があるケースが見られます。その部分に保温材を取り付け対策を実施することで放散熱量を低減し、余分な蒸気製造エネルギーを抑制します。 |
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【改善提案】 |
○条件
・配管の放熱量(500kg/hボイラー:計24.77MJ/h)
40Aフランジ型玉型弁(11個):19.14MJ/h
40Aフランジ(4個):2.73MJ/h
40A配管(2m):2.90MJ/h
・配管の放熱量(2tボイラー:計24.77MJ/h)
65Aフランジ型玉型弁(2個):6.45MJ/h
・保温材保温効率:0.89(保温材の厚さ40mm)
・ボイラー効率:85%(一般的な値)
・年間稼動時間:500kg/hボイラー 8,760h/年 2tボイラー 2,000h/年
・A重油低位発熱量:36.7GJ/kL(標準的な値)
・A重油単価:72.2円/L |
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【省エネ効果】 |
・低減される放熱量
(24.77MJ/h×8,760h/年+6.45MJ/h×2,000h/年)×保温効率0.89=204,598 MJ/年
・低減されるA重油量
204,598 MJ/年÷A重油低位発熱量36.7GJ/kL÷ボイラー効率85%=6,558kL/年
・低減金額
6,558kL/年×72.2円/L≒473,000円/年
・CO削減量:17,800t・CO/年 |
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